■冷凍車

2013年02月23日

■食品配送について


食品の配送について紹介します。

食品と言っても、さまざまで、大きく分けて『ドライ』『チルド』『冷凍』の3種類があります。

【ドライ食品】

ドライ食品とは、一般的に常温で管理できる食品で、ほとんどのトラックで配達できる食品です。一般的には、箱車が使われますが、バンボディでの配達も十分可能です。

メーカー工場から保管倉庫への配達の場合、定期便が多くなります。1車1件1、2商品になる場合が多く、お菓子、カップラーメンなど、商品が軽い物の場合、荷台満載になることがほとんどです。逆に、レトルト食品や、缶詰など、単体で重い商品の場合は、満載にすると過積載になるため、増便が多くなります。

近い配達先の場合、1日2~3往復することもあります。


保管倉庫から、卸業者(問屋など)や小売業者(スーパーなど)への配達の場合、定期便や専属便が多く、注文に応じた品数になるため1車、数件、多メーカー多商品になることが多いため他店舗との商品が混ざらないように積みこむ事が大事になります。また、同じ商品でも味違いなど、似たような商品も多いため、積み込み時の検品(伝票の品名、数量との一致)に注意が必要になります。

また、商品には、ロット番号というものがあり、同じ商品であっても賞味期限や製造工場などが違う場合もあるので、卸店舗が違う場合は同じ商品でも分けて積んだ方が良い場合もあります。これは、もし品質に問題が発生した場合、その商品がどの店舗に納品されたか後で確認出来るようにするためです。


【チルド食品】

チルド食品とは、おおむね、0℃~5℃以下での保存、管理が必要な食品で、惣菜や乳製品などがあり、冷凍車、冷蔵車での配達になります。
メーカー工場から保管倉庫、保管倉庫から卸業者などの、冷蔵倉庫などでの積み込みや納品は、外気が入り込まないように、専用の積み込み口、納品口があり、原則として、後部からの積み下ろしになります。

センターからスーパーなどの小売店への配達は、オリコンと呼ばれるケースでの積み込み、又は専用ケースでの納品が多くなります。
小売店への配達は、開店前の納品完了が求められるため。時間指定の積み込み配達が特徴です。


【冷凍食品】

冷凍食品とは、おおむね-18℃以下での保存、管理が必要な食品で、アイスや冷凍食品、精肉、魚などがあり、冷凍車での配達になり、非常に管理にシビアな業種になります。配達中は庫内温度は-30℃前後での維持が必要になり、納品先では、温度経過グラフ(冷凍車に付いている)の提出が義務づけられている所もあります。これは、納品時に-30℃であったとしても、途中一瞬でも-18℃以上になっていたら品質に異常が出ているかも知れないからです。

そのため、何件もの配達で、扉の開閉が多いときなどは特に注意が必要になります。



食品配達は、最終的に人の口に入る物なので特に衛生面には気をつけなくてはいけません。
納品先では、専用の消毒(殺菌)ルームに入るところもあります。また、帽子、マスクの着用が義務付けられているところもあります。

この他にも、市場関係の野菜や魚など、食品に関する配送は数限りなくあります。
食品は、人間が生きていくうえで絶対必要なものなので、無くならないと言われますが、逆に会社は1つの些細なミスで簡単に倒産します。
一人一人が常に自覚を持って仕事をすることが必要です。


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y6629091 at 19:11│Comments(0)軽貨物運送 | 冷凍冷蔵車

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